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2008年5月27日 (火)

普及してほしいEyeSight

「一体どんな動きをするのだろう?」と思っていたレガシィ「Eye Sight(アイサイト)」に乗せてもらいました。

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↑試乗車のレガシィ2.0GT EyeSight。ルームミラー両脇のステレオカメラ以外には見分けるポイントなし?

 

 

 今回は、しくみをあまり知らない人の反応はどうだろう?と、嫁さんに試乗してみてもらいました。

 府中店の試乗車はレガシィ ツーリングワゴン 2.0GT アイサイト。

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↑まずは使用方法について、営業の方から簡単に説明いただきました。それにしてもビッグマイナー後のレガシィはハンドル周りにスイッチ類の多いこと!

 

 簡単な説明のあと、いざ試乗へ。

 アイサイトの特長の一つが全車速対応で前車追従機能がついたクルーズコントロールですが、まずそれを体験しようと。(本来、街なかでクルーズコントロールは使うべきではありません。今回は充分に安全を確認し、足はいつでもブレーキをかけられるようブレーキペダル上で準備しながら走ってます。)しかし、なかなか前を走るクルマが現れず、ただのクルーズコントロールに。

 試乗コース1周目では体験できなかったので2周目に突入。ここで前を走るクルマがあったのでクルコンON。メーター内に緑色のランプが点灯し、前車を捉えていることを示します。

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↑前車について走行中。メーター内に緑の三角形が出てます

 

 あとは前車について走り、前車が信号で止まるとそれに続いてうまく減速、停止してくれました。(停止するとクルコンは解除。)

 

 ここで、けっこう勘違いしている人もいるのでこのクルコンの機能をおさらいすると、

・基本的にはクルーズコントロールとして、設定した速度で走る。

・前を走る遅いクルマに追いついたときや、前にクルマが割り込んできたとき、前のクルマとの間隔を確保するために減速。その後一定の間隔を保って追従。(つまり、クルコンの設定速度より遅い速度で走る。)

・前走車がいなくなると、設定してあった速度まで再加速して一定速度での走行に戻る。

です。

 つまり、「前車にくっついて走るためのクルコン」ではなく、「前車との間隔を取って走れるクルコン」です。そこのところを間違えると、このクルコンをありがたいと思えるかどうかに大きく差がでてきそうです。後者で考えると、これまでのクルコンで不便だった部分を大幅に改善しているのでとてもありがたいことがわかるはずです。(この機能だけだったらレーダーレーザーの「SIクルーズ」でも実現していて、充分快適ですが…)

 

 そして、SIクルーズにはない、アイサイトならではの機能が、プリクラッシュ制御。今回試乗で体験したのは前車追従機能付きのクルーズコントロールですが、本来一番のウリはこのプリクラッシュ制御です。なんと言っても

・従来の他メーカーのプリクラッシュ制御は非常に高価だったのを安くした

・時速15km/H程度の低速でも機能する(他メーカーのは機能しません)

・相手が人間、自転車でも機能する(他メーカーのは機能しません)

といった特長を持つからです。考えようによっては、万が一のときの自車の被害を軽減するだけでなく、歩行者や自転車など交通弱者の被害を軽減するための装置です。

 人間には誰でもついうっかりとか、注意していたけど気付かなかったとかいうことがありうるものです。こうしたときに、クルマがフォローしてくれるのはありがたいです。

 どうもこのアイサイトが「自動運転への方向性」と捉えられてしまっている部分があるようですが、決してそうではなく、あくまでも運転するのは自分で、アイサイトは万が一のための保険のようなもの。20万円の追加出費で、もしかしたら全損になるクルマがバンパーがへこむだけで済むとか、もしかしたら人を傷つけてしまったのが無傷で済むとかしたら、保険としては安いものです。

 営業の皆さん、ここをもっとアピールしてください!(上記クルコンは、ステレオカメラの機能を使ったオマケの快適装備のようなものです。慣れるとめちゃくちゃ快適だけど。)

 

 

 ときに、きょう新宿のバスターミナルでなにげなく撮ったJRバス関東の新車。帰ってきてよくよく画像を見ると、ナンバーの位置が変。本来ナンバーがある位置には大きな黒い円形のものが。 

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↑JRバス関東の新車、三菱ふそう「エアロエース」(たぶん)

 

 なんじゃこりゃ?と思ってネットで調べたら、「ミリ波レーダーでの車間距離確認システム」を搭載した車両らしいです。(記事は↓)

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/363/363723.html

 高速バスにもこういった機能が実際に装備されるようになったのだなと実感。これが車間距離が縮まったときの警告だけなのかプリクラッシュ制御機能がついているのかは、メーカーサイトを見てもよくわからないのですが、こういった高速バスや長距離トラックにもどんどんアイサイトを外販して装着、普及させてほしいものです。ミリ波レーダーより確実に安く済みますよ。

 

 ほとんどのクルマがこの機能を搭載したとき、事故とそれで死傷する人が確実に減るはずです。そんな世の中が早くきてほしく思います。家族・親戚がレガシィを買うときには「アイサイトの分は自分が負担してもいいから装着して」と言うことになるかと思います。それほど意義のある装置なんですよ。

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